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オクラガ日誌

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2007年 07月 18日

猿のみならず猫もかよう湯治場か!俵山温泉

猿のみならず猫もかよう湯治場か!俵山温泉_f0112547_1544347.jpgこの度の島根ジュニア達の1泊2日の練習会は天候に恵まれなかった。
最終日も朝から降雨。
2日間、雨の中で中学生をご指導いただいた、大津高校ラグビー部の皆さん、本当にありがとうございました。

選手たちは雨のために体が冷えて、しかも練習もハードワークだった。練習会の終了後、体を癒しに温泉につかりに行く。昔、猟師に矢を射られた猿が傷を癒しに入ったおいう俵山温泉に、子供たちも入りに行く。

子供たちが湯につかっている間、私はカバンからカメラを取り出して散策。

猿のみならず猫もかよう湯治場か!俵山温泉_f0112547_1534978.jpg
まだ日中の明るい時刻の旅館街。
この道の数百メートル先に町営の浴場が並んでいる。

この時間は湯治客は歩いていない時間だが、一匹の猫が温泉街を悠然と歩いていた。
ここは猿が傷をいやした温泉と言うことで有名だが猫もかよう温泉だったのだ!


昨年の記事はこちら

猿のみならず猫もかよう湯治場か!俵山温泉_f0112547_1552455.jpgここは温泉街のロータリーにある重村日進堂さん。
ここで三猿まんじゅうの実演販売をされている。このお饅頭を家へのお土産にすることにする。試食もOK!
出来上がるまで、お店におじゃましてご主人、従業員さん、おばちゃんと、しばし世間話をする。
「どこからきんさったん?」「島根の江津です」。
「もう亡くなられてが駅前の○○○のおばあさんが湯治に来られていた」「金物屋をしとるんとかいわれとった」。
「わたしゃー川戸に行ったことがある」「川本なんか大きな町で……」「大森は世界遺産でたいへんじゃ。山陰で初めての世界遺産じゃけえのぉ」「観光客が増えましたよ」。
「ようテレビにでとる」。
世間話に花が咲きました。


猿のみならず猫もかよう湯治場か!俵山温泉_f0112547_1555326.jpg許可をいただいて作業を撮影。
金型に油を引いて生地を流し込み、堅くなったところで、すでに飴のように切ってある3種類のアンを置いていく。
小豆のこしあん、白あん、ウグイスあんの3種類。
その上からもう一度生地を流して、金型の蓋をしてひっくり返してまた火を通す。おいしそうなにおいがしてくる。
流石にプロ、手際がいい。次々出来上がってくる。少し冷ました後、その隣の機械でセロファン紙に包まれて出来上がり。

猿のみならず猫もかよう湯治場か!俵山温泉_f0112547_1562961.jpg渋めのお茶に良く合う甘いお饅頭で、わが家のチビが好きそうだ。
昔、駄菓子屋さんでお菓子を入れてもらったような紙袋に包まれて出てきた。
こんな紙袋を見るのは何年ぶりだろう?と思いながらご主人とお別れです。

少し腹が減っていたので、伊藤園の濃い茶と一緒に4個をペロリ。
まだ行けそうでしたがお土産が無くなりそうなので止めました(笑)。

また今回も次回はのんびりと湯につかりにやってきたいな、と思う、静かなとてもしずか~な俵山温泉でした。

せっかくここまで紹介したのにこのかわいいお饅頭の写真を撮影するのを忘れた!と気付いたのは、息子と一緒に食べて胃袋に消えてしまってからでした。おあとがよろしいようで……。

by okurugger | 2007-07-18 23:57 | スナップ


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