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オクラガ日誌

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2014年 10月 07日

『われ一人、荒野を行く』

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国際会議で研究成果を発表しても反響がなく、質問の手も上がらなかった。

「われ一人、荒野を行く」

とこうつぶやき、青色発光ダイオード開発のための窒化ガリウムの研究を絶対にやめない
と赤崎勇先生は心に誓ったと。
凡人にはわかりませんが、一流の超最先端の研究者の気持ちってこういうものなのかもしれない。

今日もビックニュースが入ってきた。
ノーベル物理学賞に長年青色発光ダイオードの研究に携わってきた3人の日本人が選ばれた。
赤崎勇・名城大終身教授(85)、天野浩・名古屋大教授(54)、米カリフォルニア大
サンタバーバラ校の中村修二教授(60)の3氏に授与されることとなった。
『われ一人、荒野を行く』_f0112547_22565912.jpg
わが家の廊下の電球は、1階2階を合わせて十数個あるのですが、球を代えても
すぐに一つ切れ二つ切れになってしまう。
昨年から、値段は白熱球に比べて少し高いですが、切れた順番にLED電球と交換。
代えたLEDランプは切れることがない。
家人にあそこが切れたそこが切れた。電球がわるいんじゃない?と指摘されて
脚立に登り電球交換の必要がなくなった。


PCのBlue-rayドライブやDVDから替わったデッキも青色発光ダイオードが使われてとか。
デジタル放送に変更になった時、ブラウンからLEDテレビに替えたがこれも三教授の開発のおかげ。
そういえば、今春東京ドームで見たRolling Stonesの公演でのステージ脇の巨大スクリーンもLEDのはず。
田舎町江津も気づかないうちに信号機が少しずつLEDランプに変わっている。

私たちの生活の身近な所に、三教授の発明研究が生かされている。
感謝です。省エネルギーで長寿命、現代社会にエネルギー効率の高度化というイノベーションを
起こした研究成果です。

同じ日本人としての誇りを感じますね。お目出度うございます。



by okurugger | 2014-10-07 23:14


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