オクラガ日誌

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2008年 02月 12日

石見左官の仕事っぷり!鏝絵(こてえ)探訪

最初の引っかかりは遠い彼方にあるのですが、私が20代、二十数年前のことだと思います。
京都の物知りな年配の方との会話の中で、「鏝絵(こてえ)」のことを初めて知りました。

島根県の西部、石見地方(大社、松江は出雲地方と)出身の左官を石州左官と呼んで、
昔から腕の立つ、いい仕事をする左官さんが多かった。
国会議事堂の左官仕事はその石州左官が受けもち、すばらしい仕上げをしていると聞いて
石見出身者としてとても誇らしかったような記憶が……。
その石見の左官が漆喰で立体の絵を描くのを知っているか、と聞かれました。
その当時、世間が狭いし興味もないので知りませんよね。
左官仕事に使うコテで絵を描くから鏝絵というのだ、とその方に教えてもらいました。

それから時は流れてウン十年、写真を撮るネタに困って石見のことを調べているうちに、
忘れていた鏝絵という言葉を発見しました。
調べれば調べるほど、こんな世界が自分が住む石見地方にあるなんて驚きです。というか、
この歳になって地元のことを何にも知らないことが恥ずかしい。

2月3日にNHKの「にっぽんの底力」で、この鏝絵が紹介されたらしいですね。
私はざんねんながら嫁から聞かされて地団駄をふみました。(笑)
また昨日BSハイビジョンの「日本美ナンダコリャこれくしょん」でも紹介されたとか。
これまたわが家はブラウン管ですのでアウト!
天下のNHKで紹介されるなんて、なにかスゴイですね。

最近、永年この鏝絵を調査され方の本が出版されました。(HPは此方、購入は此方
自分が住む町をまた違った目で見ることができておもしろいですね。

ポチポチ江津近辺からさがしてみようと、年配の方にお会いすれば情報をお願いして回ってます。

第一弾は江津市波積町の曹洞宗のお寺、願寿寺(がんじゅじ)さんの鏝絵です。
f0112547_7364279.jpg

鏝絵は3枚あって、左から波に霊亀
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2枚目は波にウサギ
f0112547_7372779.jpg

一番右は図案違った波と霊亀です。
f0112547_7375589.jpg

本堂の高い位置にあるため下から見上げるようにしか撮影できなかったのが残念です。
暗いのでストロボを焚くべきか迷いましたが、今回はそのままで。
そして高い位置にあるため、撮影には脚立が必要で、長いレンズがいいと気づきました。
WBの設定は同じでしたが、陰のなかでの撮影ですので、現像で若干色味が違ったみたいです。
後日修正させて下さい(゜)(。。)ペコッ
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by okurugger | 2008-02-12 07:38 | 神社仏閣


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